2シーズン、レイクスでプレイ。誰よりも大きな声を出し、練習中、オフシーズンも誰よりもハードにトレーニングを行った。しかし日本人選手の層が厚いレイクスでは決して満足といえるプレイングタイムを得ることはできなかった。しかし、そんな彼に転機が訪れる。今オフに新規参入チームのバンビシャス奈良からエクスパンションドラフトで指名を受け、奈良に移籍することとなった。190cmのサイズ、運動能力とブレイクするための素質は十分。奈良でブレイクするか!?奈良の原石本多純平選手にインタビューしてきた。

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Q.新規チームのバンビシャス奈良。どんなチーム？
本多選手
『自分自身初めての新規チームです。全体的に若い選手が多いのでいい意味で勢いのあるチームだと思います。
自分もｂｊリーグの経験があるので、その経験を生かしチーム一丸になれるように頑張っていますが、難しいことも多いですね。毎日勉強です。』

Q．練習はどうですか？
本多選手
『夏場は走るメニューや個人での練習を多く行いました。
とてもハードできつかったですが、遠山HCやトレーナーに細かく指導してもらい改めてバスケットの奥深さや楽しさに気づけた時間でした。
最近は外国人選手も合流し、4on4や5on5などの練習を多く行っています。今は外国人選手とコミュニケーションを多く取り、チームの約束事が徹底できるようにトレーニングしています。
遠山ヘッドコーチの求めるオフェンスもディフェンスもアグレッシブかつスマートなプレーができるように、チームでもっと追及していきたいです。』

Q．練習の雰囲気はどうですか？
本多選手
『若いチームなので活気があって、ハードにプレーしています。
＃１鈴木達也選手ときつい時に声を出して乗り切っています。鈴木選手が遠慮なく僕をいじってくるので。
あと自分は汗かきなので、夏場は暑さがたまらなくて汗が止まらないんですよ。毎日ホントヤバいです。』

Q.bjチャレンジカップに初戦はレイクスターズ。抱負を教えてください。
本多選手
『初戦が滋賀なんですよね。正直、滋賀を意識しないということはないです。
ただ、滋賀のブースターにバンビシャス奈良で頑張ってる元気な姿を見てほしいですね。
他の選手より僕だけブーイング大きかったらショックですよね。でも絶対シュート決めますよ。』

Q．ブースターに一言お願いします。
本多選手
『チームとして初めてのゲームになります。
当日は多くの皆さんの前でプレーできることに感謝しつつ、個人的にも常にリングにアタックしつづけチームの勝利に貢献できるようにハッスルします！バンビシャス奈良の応援よろしくお願いします！！』

言葉の一言一言に重みと責任を感じた、本多選手。奈良への移籍がそうさせたのか。奈良のチームメイトは大半が自身と同年代か、年下。そして新規チームと、確かに大変な面も多々あるだろうが、そのような環境が本多選手を更にスターへと成長させるかもしれない。本多選手の奈良としての初戦は奇しくも、大津でのレイクス戦。自身の言葉通り、レイクスのブースターにも成長した姿を見せることができるのか!?
その答えは1週間後、コート上で!!